ブラックマジックデザイン、THUNDERBOLT 3搭載の新しいULTRASTUDIO HD MINIを発表

Thunderbolt 3搭載、放送品質10-bit YUV/12-bit RGB対応のポータブルなキャプチャー・再生ソリューション!

NAB 2017 アメリカ合衆国ラスベガス 2017年4月24日 – Blackmagic Designはこの日、新製品のUltraStudio HD Miniを発表した。同製品は、世界初のポータブルなThunderbolt 3搭載のキャプチャー・再生ソリューション。3G-SDI、HDMI、アナログインターフェースを搭載しており、1080p60および2K DCIまでの放送局品質10-bitでの収録が可能。

UltraStudio HD Miniはアーカイブ、編集モニタリング、ライブ放送のグラフィックの実行を意図して特別に設計されており、最新のThunderbolt 3サポートのコンピューターを使用することで最大限のパフォーマンスを実現できる。

UltraStudio HD Miniは、NAB 2017のBlackmagic Designブース(#SL216)にて展示され、US$495で販売されている。

UltraStudio HD Miniは、ポータブルなThunderbolt 3対応キャプチャー・再生ソリューション。場所を問わず持ち運びが可能で、ハイエンドのプロジェクトにも十分対応できる機能を備えている。1080p60までのフォーマットをフル10-bit YUVで、1080p30/2K DCIまでのフォーマットを12-bit RGBでキャプチャー・再生可能。UltraStudio HD Miniには、大画面テレビでのモニタリング用にHDMI出力、フィル&キーの再生用にデュアルSDI出力を搭載している。また、アナログのオーディオ/ビデオ入力を使用すれば、旧型アナログデッキから素材をアーカイブのためにデジタル化できる。

これらのインターフェースの組み合わせは、今日幅広く使われているワークフローで大いに役立つはずだ。例えば、アーカイブ作業においては、Digital BetacamやBetacam SP、更には1インチCフォーマットのオープンリールデッキなどの旧型の放送デッキに接続する必要があるが、UltraStudio HD Miniはアナログコンポーネント、コンポジット、SDI入力に加えてデッキコントロールのシリアルポートを搭載しているので、このようなデッキに直接接続しキャプチャーが行える。

DaVinci Resolveなどの最新の編集/カラーコレクション用ソフトウェアを使用時に、Thunderbolt 3からHDMI/SDI出力することで、オーディオとビデオが完全に同期した高品質な放送用モニタリングが可能。ライブ放送グラフィックを行う際には、デュアルSDI出力を使用してリアルタイムでフィル&キー信号をライブプロダクションスイッチャーなどのダウンストリームの機器に出力できる。これにより、ライブの映像上にキーイングするためのグラフィックをコンピューターでライブ出力できる。

UltraStudio HD Miniは、先進のThunderbolt 3テクノロジーに対応。データが最大40 Gb/sで転送できる。この転送速度により、完全な非圧縮ビデオのキャプチャー・再生を実現でき、コンピューターのCPUを処理タスクにより多く割り当てられる。UltraStudio HD MiniはThunderbolt 3経由でラップトップのバッテリーから給電もできるので、持ち出して使用する際に外部電源を持ち運ぶ必要がない。

可搬性を重視して設計されたUltraStudio HD Miniは標準ラックの⅓のサイズなので、他の機材と並べてラックマウントが可能。デスクトップで単独での使用もできる。オプションのTeranex Mini Smart Panelも互換しているので、フロントパネルコントロールをグレードアップし、ビデオのプレビュー、オーディオメーターやタイムコードなどを確認できるLCDを追加できる。UltraStudio HD Miniは、ラップトップとポータブルドライブと共にリュックサックに収まるサイズ。究極の携帯性を持つキャプチャー・再生ソリューションとして活躍するはずだ。

オプションのTeranex Mini Smart Panelを購入すれば、LCDモニタリングが可能になり、UltraStudio HD Miniのフロントパネルにコントロールも追加できる。装着は極めて簡単で、プッシュボタンコントロールを搭載しており、高輝度カラーディスプレイではビデオのプレビュー、オーディオメーター、タイムコード、フォーマット情報が確認できる。また、設定の調整やソースビデオの変更もできる。

Teranex Mini Smart Panelを使用する利点は、パネルのLCDでビデオ/オーディオレベルやステータス情報が確認できることだ。ステータス情報では、入力の選択、使用されているビデオフォーマット、フレームバッファーのレベルが表示される。フレームバッファーのレベルはキャプチャー・再生の品質のインジケーターで、再生のフルバッファーの数やキャプチャーの空のバッファーの数を表示する。つまり、キャプチャーまたは再生中にストレージメディアの性能を評価でき、ディスクスピードで問題が起きる前に予兆を感知できる。

UltraStudio HD Miniは、他のキャプチャー機器と比較して、はるかに多くの編集/デザイン/ビデオソフトウェアをサポートしており、DaVinci Resolve、Final Cut Pro X、Media Composer、Premiere Proなどのソフトウェアと編集上の完全な互換性を得られる。FusionやAfter Effectsと共に使用して、精緻を極めたビジュアルエフェクトを作成したり、DaVinci Resolveを使ってカラーコレクションが行える。

「Thunderbolt 3を搭載したUltraStudio HD Miniでは、放送品質の10-bitビデオのキャプチャー・再生が行えます」と語るのは、Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ。「極めて可搬性と汎用性に優れている点でエキサイティングですね。フルサイズのPCが必要な従来型のカードとは異なり、UltraStudio HD Miniは外出先、スタジオ、編集室などで直接カメラに取り付けて様々な使用方法ができます!」

ULTRASTUDIO HD MINIの主な機能

  • Thunderbolt 3インターフェース。最大転送速度40 Gb/s。
  • Thunderbolt 3からバス給電。
  • 3G-SDI入力、および3G-SDI出力 X2。デュアルリンクSDI再生およびフィル&キー対応。
  • 3G-SDI Level AおよびLevel Bをサポート。
  • HDMI 1.4a 出力。
  • Y、Cb、Cr、NTSC/PAL入力。
  • バランスアナログオーディオ入力用1/4インチジャックコネクター x2。
  • 3値シンクおよびブラックバーストリファレンス入力。
  • RS-422デッキコントロール用の接続。
  • SDIおよび2チャンネルHDMIで16チャンネルのエンベデッドオーディオをサポート。
  • 10-bit YUVで1080p60/2K DCI 25pまでのあらゆるSDおよびHDフォーマットをサポート。
  • 12-bit RGBで1080p30までのあらゆるSDおよびHDフォーマットをサポート。
  • オプションのTeranex Mini Smart Panelでステータス確認が可能。
  • オプションのTeranex Mini Rack Shelfでラックマウントが可能。

ご購入と価格

UltraStudio HD Miniは、US$495でBlackmagic Design販売店にて販売中。

フォト

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会社概要

Blackmagic Designは、映画、ポストプロダクション、放送業界に向けて世界最先端のビデオ編集製品、デジタルフィルムカメラ、カラーコレクター、ビデオコンバーター、ビデオモニタリング、ルーター、ライブプロダクションスイッチャー、ディスクレコーダー、波形モニター、リアルタイム・フィルムスキャナーを開発している。Blackmagic DesignのDeckLinkキャプチャーカードは、その品質と価格で放送業界に革命をもたらした。また、エミー™ 賞を受賞したDaVinciカラーコレクション システムは、1984年以降、テレビ、映画業界の中心となっている。Blackmagic Designは、現在も6G-SDI、12G-SDI製品、ステレオスコピック3D、Ultra HDワークフローなどの独創的な革新を続けている。世界をリードするポストプロダクションエディターやエンジニアにより設立されたBlackmagic Designは、現在アメリカ合衆国、イギリス、日本、シンガポール、そしてオーストラリアにオフィスを構えている。
詳細はwww.blackmagicdesign.com/jp